自分のエンジニアとしての市場価値を高めたいのであれば、マーケティングスキルを身につけておくのが良いだろう。マーケティングスキルを持っていれば、「ユーザーは、どのようなサービスを求めているのか」という部分の分析を行えるようになる。
ユーザーが必要とするものを把握した上で、実現可能なプログラムを作れば製品が売れやすくなるだろう。ユーザーの要求を分析できるエンジニアは少ないので、そのスキルを持ったエンジニアの市場価値は高まることが予想される。
たとえマーケティングが上手くいったとしても、その分析を活かすことのできるプログラミングスキルは必須だ。プログラミングスキルを学ぶときには、人気の高いプログラミング言語を選ぶことが重要である。人気の低いプログラミング言語は汎用性が低いケースが多く、複数のユーザーの要求に対応できない可能性が高い。
それに対して人気の高いプログラミング言語は汎用性の高いものが多く、ユーザーの要求にスムーズに対応できるケースが多いだろう。
具体的に言えば、Java言語を習得するのが良いと言える。というのも、Java言語は実行環境を選ばず行えるという魅力がある。OSも端末も選ばないので、様々な環境でサービスを利用するユーザーの要求に対応しやすいというメリットが得られる。
Java言語はセキュリティ面でも高いパフォーマンスを発揮できる。そのためユーザーのセキュリティ保護が行いやすいだろう。これらのメリットがあるJava言語は、今後も人気が落ちる可能性が低い。
また、近年注目を集めているのが、ビッグデータを有効活用するための手段であるデータマイニングという技術だ。
データマイニングとは、統計学や分析手法を用いて知識を見出すというもの。顧客管理情報に用いられるケースも多く、このデータマイニングについて理解を深めておくことで、この先、必要とされる場面が増えるかもしれない。そのため、エンジニアとしての市場価値を高めるという意味でも、データマイニングの基礎知識を知っておくと損はないだろう。