PHPとは、動的なウェブページを作成する時に使用されるサーバーサイドのスクリプト言語だ。文法が比較的簡単で、他のプログラミング言語よりも習得しやすいと言われている。
また、MySQLなどのデータベースとの連携が簡単なことから、WordPressなどを含めたアプリケーションの開発にもよく使用される有名なスクリプト言語だ。
ウェブサイトを作るにあたり、HTLM言語というものがあるが、HTMLは比較的静的なウェブページを作成するのに対して、PHPは動的なページが作れることが特徴だ。
PHPがサーバーサイドのプログラミング言語であるのも特徴だ。PHPは、サーバー側にあるMySQLといったデータベースとの連携もできるのだ。
では、IT業界でのPHPの需要は一体どうなのだろうか。求人数で比較すると、Java設計者の需要が23,624人いるのに対し、PHP設計者の需要は14,880人とJava言語設計者に劣っているのが現状だ。
年収面ではどうだろう。現在のプログラマの年収はScalaが最も高く、年収626万円を叩き出している一方、PHPのエンジニアは522万円と控えめだ。
そこで気になるのが、PHPの将来性だ。PHPは動的ウェブが作れるので、すぐに消滅することはないだろう。しかし、最近はAIが話題となっているため、それを得意としたプログラミング言語であるPythonの人気が高まっているという事実がある。
これからの、PHPエンジニアは、PHPだけでこれから稼いでいくことはあまり考えないほうがいいかもしれない。たとえば、Pythonなどの学習をしておくことがおすすめだ。